ミッドナイト・ランドリー
ソウジ(Souji)5 Wiedergaben
三徹の目に 滲む赤信号 昨日のスプレー 揺れるシャッターの 隙間に溜まった 市場の泥と 靴底が奏でる 不協和音の音 おばちゃんの手 お釣りの温もり カゴの中 しなびた花の残り 現実は重たい コンクリートの塊 だけど意識は 少しずつ宙返り 重力が ゆっくりと 解けていく感覚 屋上の 錆びた手すり 握る指の白濁 スクーターの エンジン音 地上の遠い記憶 僕の体 ここではもう ただの抜け殻の服 ふわふわ浮いてる 気球のパレード 地べたの苦労も 今はマスカレード 見下ろす自分は 光の粒 借金の不安も 空気に溶ける 高く 高く 吸い込まれる視界 泥だらけの靴に 今はもう用はない 光の粒 光の粒 空から見れば みんな光の粒 光の粒 光の粒 僕らはずっと 光の粒 手元に残った みかんの皮の香 上空のオゾンと 混ざり合う魔法 「お兄ちゃん、頑張りな」 あの声も遠く 雲の切れ間に 意識が深く届く 地べたを這って 稼いだあの小銭 空から見りゃ 銀河の星のようね 笑っちゃうくらい 悩みはちっぽけで ベンチに座ったまま 銀河まで行けそうで 錆のにおい 鼻をかすめ 風に変わる瞬間 昨日のミス 明日の支払い 全部がもう無関係 足元から 消えていく アスファルトの硬さ 空の青に 溶け出した 僕だけの鮮やかさ ふわふわ浮いてる 気球のパレード 地べたの苦労も 今はマスカレード 見下ろす自分は 光の粒 借金の不安も 空気に溶ける 高く 高く 吸い込まれる視界 泥だらけの靴に 今はもう用はない 落ちていくと思った 視線の先 逆に吸い込まれる 空の青の吐息 ゾンビみたいな 三日間の果てに たどり着いた 透明なこの場所に 不満も 不安も 全部脱ぎ捨てて 風の背中に ただ身を委ねて 屋上のベンチ 孤独な特等席 市場の喧騒 聞こえない程の静寂 気球の影が 街をゆっくり撫でる 僕はもう 自分の名前さえ忘れる 埃っぽい路地 泥臭い生活 それすら愛おしい 上空の性格 意識の跳躍 境界が消える 白昼夢の中で 新しい朝が見える ふわふわ浮いてる 気球のパレード 地べたの苦労も 今はマスカレード 見下ろす自分は 光の粒 借金の不安も 空気に溶ける 高く 高く 吸い込まれる視界 泥だらけの靴に 今はもう用はない 光の粒 光の粒 空から見れば みんな光の粒 光の粒 光の粒 僕らはずっと 光の粒
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