雨宿りの余白
ソウジ(Souji)14 Wiedergaben
屋根の上で膝を抱え 毛布の端を握りしめ 温かい缶が冷めて 水滴が手にこぼれ落ちて 宇宙飛行士の夢 遠い約束の果て 風が通り過ぎて 君の声を忘れないで 見上げた空の隅 いつもより遅い瞬き 風が耳元で囁き 君の声を運ぶ不思議 約束した宇宙旅行 星を巡るあの飛行 叶わなかったけれど 君は優しく揺れてると 光が爆ぜる前に 最後の話をしたい 思い出は消えない 君と描いた未来 星屑が降る夜に 君の光を追いかけたい 遠く離れても 僕らは繋がってると 十年の月日が経ち 僕らは言葉を交わし あくびを噛み殺し 君の光を見つめ直し アルミ缶は冷めきり 夜の底に沈み サヨナラの合図に 涙がこぼれそうになり 静かなサヨナラが 夜空を滑り落ちては 最後の瞬きが 僕の胸を揺らすよな 「ずっと遠くから見てる」 風が囁いた夜 涙は流さないと 君が綺麗に微笑むと 超新星の夜に 静かに手を振りたい 繋いだこの想い 消えずに残る未来 朝が来る前に 君の姿を焼き付けたい 光が消え去っても 僕らは忘れないと
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